PR

2014年6月19日木曜日

【SS加工講座】夜のSSを加工してみよう!


初心者のためのSS加工講座 第2回目講座
「夜のSSを加工してみよう!」

夜のSSは暗くてなんだか見づらい、どうにかならないのだろうか?
そんな疑問からでも大丈夫。明るさを調整したり影や光を描いてみよう!


◇必要なもの

加工したいSS
加工のできるソフトウェア(ペイントソフトまたはフォトレタッチソフト)と環境(PC等)
第1回目の講座「背景をぼかしてみよう!」の知識
以前の講座と重複している内容は説明が省略されています)
※この講座ではPhotoshopCS6を使用していますが
今回は「ガウスぼかし」「消しゴムツール(ボケ足のある)」「切り抜きツール」「レイヤー」等の機能の他に
「色調補正レイヤー(明るさ・コントラスト・カラーバランスなど)」「ブラシツール(ボケ足のある)」「レイヤー描画モード(乗算・加算・覆い焼き・ソフトライトなど)」「レイヤークリッピング」等の機能があるソフトであれば可。

1.加工したいSSを開く

加工ソフトを開き、加工したいSSを読み込みます。
ここでは最初のレイヤー名を「背景」としました。


2.画像をトリミングする

不要な部分が多く写っている場合、「切り抜き」「トリミング」「キャンパスサイズの変更」等の機能を使いトリミングしましょう。
画像は少し小さくなってしまいますが、メインとなる被写体が画面を占める割合が大きくなるため、内容がよりはっきりとわかりやすくなります。


3.背景をぼかす

第1回目の講座の要領で背景をぼかします。
今回用意したSSでは人物が背景に溶け込んでいるため、人物のみのレイヤーは作成しませんでした。


今回、作成したレイヤーは以下の通りになります。
背景レイヤーを5.2pxぼかし、一部を消して遠景のみにした「背景 ぼかし5.2px」
背景レイヤーを2.4pxぼかし、一部を消した「背景 ぼかし2.4px」
背景レイヤー(一切変更を加えていない最初のレイヤー)


4.全体の明るさ・コントラストを調整する

「明るさ・コントラスト」の色調補正レイヤーを作成し、明るさとコントラストを調整します。
編集機能の色調補正からでも調整を行えますが、直接レイヤーに変更を加えるため、後から微調整をすることが困難になる可能性があります。
「編集(またはイメージ)」→「色調補正」ではなく「レイヤー」→「新規色調補正レイヤー」からレイヤーという形で作成し調整しましょう。
※ソフトウェアによっては色調補正レイヤーの機能がなかったり、名称が違うかもしれません。


明るさを+85、コントラストを+50にしてみるとこんな感じになりました。
自然な色合いを残しつつ、不自然にならない程度の明るさを望むのであればこのくらいが無難かもしれません。


また、もっと非現実的な美しさを求めるあまり、派手にいじりすぎてしまうことがありますが実は色調補正はかければかけるほど色情報が抜け落ち、画像が劣化してしまいます。
色むらができたり、色が潰れてしまったり、トーンジャンプと呼ばれる境界線のはっきりしたグラデーションができてしまうこともあるので注意が必要です。
もし下のようになってしまったのなら、やりすぎているのかもしれません。


5.遠景のカラーバランスを調整する

最初のぼかし作業で作成した遠景のみの「背景 ぼかし5.4px」レイヤーのカラーバランスを調整します。
クリッピングマスク機能を使うことで色調補正レイヤーを一部のレイヤーのみに適応することができます。
クリッピングマスク機能が無い場合はレイヤーをグループ化することでも可能です。
上記の機能が無い場合は色調補正レイヤーを使わず、レイヤーのカラーバランスを直接変更しましょう。

今回のSSでは夜景で尚且つ遠景にはあまり光源はないため、全体的に値を下げ輝度を暗くしつつ寒色系の色合いを強くします。


6.光源に合わせて影を描く

SS上に光源があるため、それに合わせて影を描きます。
光源による明度の大雑把なイメージとしてはこんな感じです。


さっそく影を描いてみましょう。
新規レイヤーを作成し、ブラシツールで影にしたい部分の上を塗ります。
このレイヤー名を「影」並びに「影 人物」としました。
淡色系の色である程度塗り終わったら、「影」レイヤーの描画モードを乗算にしましょう。



描画モードを乗算にするとこんな感じになります。


7.玉ボケを描く

 夜景をぼかして撮影した写真であれば街灯などの光は玉ぼけと呼ばれる玉状の光になります。
今回は遠景の街灯がぼやけているので、それに合わせて玉ぼけを描きます。

新規レイヤーを作成し、作成したレイヤーにブラシツールを使って描いていきます。
ボケ足のある丸いブラシで1つ1つクリックするように描くことでそれっぽい仕上がりになります。
暖色系の薄い色を使い大きさや不透明度を調整しならが描きましょう。
またお好みに合わせてレイヤーの描画モードを「スクリーン」「加算」「覆い焼き」等にしてみるとよさそうです。


8.グロー効果で光を綺麗に見せる

グロー効果という技法を使い、全体的に物体が発光しているような演出を加えます。
名前を付けて保存で画像を作成し、作成した画像を読み込みます。
読み込んだ画像は一番上のレイヤーにし、ガウスぼかしをかけましょう。
このレイヤー名を「グロー効果」としました。



ぼかした「グロー効果」レイヤーの描画モードを「ソフトライト」または「ハードライト」にし、レイヤーの塗りや不透明度の値を調整するとこんな感じになります。
全体的に発光しているように見え、見栄えがよくなったような気がしてきます。
これだけでも見栄えがだいぶよくなるので、誤魔化すために多用してしまうこともありますw
ただし、これもやり過ぎると全体的にぼやけた感じになってしまうので注意が必要ですw


9.微調整して完成!

最後に全体のカラーバランスや明るさ・コントラストを調整しました。
若干、色調補正をしすぎたような気もしますが、それっぽい雰囲気にはなりましたねw
いじればいじるほど現実にはない美しさになるので、ついついやりすぎてしまいますw


おつかれさまでした。
以上で初心者のためのSS加工講座
第2回目の講座「夜のSSを加工してみよう!」は終了です。

加工の方法は人それぞれであり、これはあくまで一つの例にすぎませんが、
これからSS加工を始めたいと考えている人たちの参考になれば幸いです。

閲覧頂きありがとうございました。

第3回目の講座「SSを合成加工してみよう!」では
複数のSSを使った合成加工を行っています。

またその他の講座はコチラからどうぞ!

1 件のコメント:

  1. 通りすがりです。
    色んなブログで加工されたSSを拝見し、どうやるんだろうって思ってました。
    すごい!なるほど!と思いましたよー。

    返信削除

PR